【中上級者向け】トラックマンを使った練習活用法

「ゴルフのスコアアップに有効な練習方法はないかな」
「トラックマンって聞いたことはあるけど実際どうなの?」

このように、ゴルフのスコアアップに悩まれている方も多いのではないでしょうか。

ゴルフのスコアアップを目指している方は弾道計測器(トラックマン)の使用をおすすめします。ゴルフ歴3年の私もトラックマンを活用してスコアを20ほど伸ばすことに成功しました!

ただ、利用し始めた当初はトラックマンを使用した練習で色々迷ってしまったこともあります。間違ったトラックマンの使い方をしてしまうと、せっかくの高性能弾道計測器を活かすことができません。

そこで本記事では、トラックマンを愛用しているゴルフ歴3年の私がおすすめする中上級者向けのトラックマンを使った練習方法をご紹介します。

上述したように、私もトラックマンを活用してスコアアップにつながった経験があるので、本記事を最後まで読みスコアアップを狙っていきましょう!

中上級者がトラックマンを活用する際は、まずトラックマンに表示されるデータの意味を理解することが重要です。なぜなら、データの意味を理解していなければ、表示されたデータが良いのか悪いのかを判断できず、練習に活かすことができないからです。

実際に私も友人の誘いで初めてトラックマンを使用した際、表示されたデータの意味や数値の良し悪しが分からず、「これどういう意味?」と何度も聞いた覚えがあります。

普段、私が使用しているトラックマンの画面は下記が表示されています。

トラックマンを初めて使用する方にとっては、どの数値を元に練習をしたらいいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。私が使用しているトラックマンはバージョンが古いのですが、最新のトラックマンとなると更に表示される数値が増えます。

ただ、トラックマンのデータには膨大な種類があるので、練習で活用する前に全てのデータの意味を理解しておく必要はありません。自身の練習で必要だと思うデータの種類を抜粋して、そこから理解を深めていきましょう。トラックマンのデータには、主に以下の項目があります。

また、トラックマンで練習する際は、フィードバックを活かせなければ意味がありません。あなたが目標とする打球角度・打球方向など、目標の数値に近づけるように感覚を磨いていくことが重要です。可能であれば、コーチ付きでトラックマンを使用できる練習場が望ましいです。コーチを付けて練習をすることで新しい情報や練習方法を身に着けることができるうえ、自身では気づけなかったクセも把握できるようになります。

トラックマンのプロの平均データをご紹介しておりますので、そちらの数値を参考にショットを改善することも有効的です。

中上級者がトラックマンを使った練習で注意するポイントは以下の通りです。

1.環境を整える

中上級者がトラックマンを練習で活用する際は、(環境を整える)ことに注意する必要があります。例えば、使用するクラブやボール。トラックマンは一打一打に対して正確なデータを提供してくれますが、使用するクラブやボールが異なる場合は、数値が変動する可能性があります。同じ感覚や力感でスイングしたとしても数値が変動してしまっては練習になりません。

実際に私も(キャロウェイ)と(テイラーメイド)のクラブを比較してみたところ、飛距離はあまり変わりませんでしたが、スピン量やクラブ軌道に若干の違いがありました。ただ、それぞれのクラブの基準値(しなり・打球感・飛びやすさ等)を把握できている場合は、問題ありません。

ゴルフプレイ時の環境に合わせて、使うクラブを変えたいという方は、クラブの基準値を把握したうえで練習するようにしましょう。ゴルフに慣れていない方は、再現性があるショットを習得するまで、1つのクラブで徹底的に練習することをお勧めします。

2. トラックマンを使用しただけで上手くなるほどゴルフは甘くない

(トラックマンだけで上手くなる)という認識にも要注意です。トラックマンは基本的に整った環境で活用されます。整った環境とは、地面が平らであったり、風がない室内という意味です。そのため、トラックマンを活用した練習では思い通りの数値を出すことができても、コースに出た途端に思い通りのプレーをできないということが多々あります。

実際に私もトラックマンを初めて活用した後のコースでは、トラックマンを活用する前よりもスコアを落としてしまいました。(実践を超える練習はない)という言葉がある通り、定期的に実際のコースでの練習も取り入れるようにしましょう。

3. 過度なデータ依存

あとトラックマンを活用した練習を取り入れる際は(過度なデータ依存)にも注意を払う必要があります。トラックマンは自身のスイングや打球に対して正確なデータを提供してくれますが、ゴルフはあくまでも「感覚」が肝を握るスポーツです。トラックマンはスイング軌道や打点など感覚面での修正にも有効ですが、あまりにもデータに拘りすぎるとゴルフ自体を楽しめなくなってしまうかもしれません。

ゴルフというスポーツを嫌いになってしまっては本末転倒なので、ゲーム感覚として練習に取り入れてみるのも良いかもしれません。

トラックマンはプロゴルファーも活用している弾道計測器です。他の弾道計測器と比較して、高い正確性を誇っていることから、幅広い信頼を得ています。

2021年のマスターズチャンピオン(松山英樹プロ)もトラックマンを愛用している選手の一人です。松山プロは主にプレー前にトラックマンを活用しています。プレー前にトラックマンのデータをチェックすることで、その日の調子・状態を把握しているそうです。また、天候や気温など、その日のコンディションに合わせた調整にも活用しています。トラックマンから提供されたデータを見て(今日は寒いからいつもより○○ヤード飛距離が出ない)など、当日の状態を徹底的に把握するそうです。このように、トラックマンは練習だけでなく、当日の状態を確認するためにも活用できます。万全の状態でプレーに挑みたい方は、松山プロのようにトラックマンが設置してある練習場に寄ってから、プレーに臨んでみてください。

また、日本ゴルフ界期待の若手(桂川有人プロ)もトラックマンの愛用者です。桂川プロは、トラックマンで実戦さながらの設定をして練習をしています。外でのプレーにより近づけるために風を予測不能な(変更風)に設定してみたり、グリーンやフェアウェイのコンパクションを硬めにしてみたり、比較的難しく設定しているようです。このように、トラックマンではより実践に近い練習を行うことが可能なので、なかなかプレーに行くことができない方にもおすすめです。

このように、トラックマンはプロゴルファーも愛用する弾道計測器です。トッププロゴルファーの90%がトラックマンを活用していることからも、様々な効果に期待できそうですね。

今回は、中上級者の方向けにトラックマンを練習で活用する際のポイントや注意点、プロゴルファーの活用事例についてご説明させていただきました。

多くのプロゴルファーが活用していることからも分かるように、トラックマンはゴルフの技術向上を目指すうえで効果的な弾道計測器です。上手く活用できればスコアアップに期待できるでしょう。

ただ、トラックマンは一台150万円以上もする高価な商品です。ゴルフを職としているプロゴルファーが購入するならまだしも、趣味に対してこんな大金を支払うのは躊躇しますよね。

そんな方はトラックマンを保有している練習場を探してみましょう。練習場であれば数千円~数万円ほどでトラックマンを活用した練習を取り入れることができます。

今よりもさらにゴルフを楽しむためにも、ぜひトラックマンをご活用ください。

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