トラックマンのヘッドスピード43~50の逆転劇!数値が厳しい人が勝つ方法とは

トラックマンを活用してゴルフの練習をしているけど、ヘッドスピードの数値が50を超えないと悩まれている方も多いのではないでしょうか。

ただ、プロを除くゴルファーのヘッドスピードの平均値は、男性で40ほど、女性だと33ほどです。そのため、トラックマンで43~50ほどの数値だからといって落ち込むことはありません。実際にゴルフ歴3年(男性)の私も、トラックマンでのヘッドスピードは39ほどですが、スコアは平均80くらいです。

本記事では、トラックマン完備35名会員制インドアゴルフ「マジメにゴルフ」が、ヘッドスピードに関する悩みを抱えている方向けに、ヘッドスピードの平均値やヘッドスピードを向上させる方法について解説していきます。

ヘッドスピードの数値で辛い思いをされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ヘッドスピードとは、クラブとボールが当たる瞬間のヘッドの速さを意味します。ヘッドスピードが早ければ、ボールに伝わるインパクトも大きくなるので、その分飛距離も長くなります。そのため、ヘッドスピードを速くして飛距離を伸ばしたいと考えている方も多いです。しかし、なかなかヘッドスピードの数値が上がらず、43~50で停滞していることに辛さを感じている方も少なくありません。ただ、実際のところヘッドスピードの数値43~50は速いほうです。というのも、プロを除くアマチュアゴルファーの平均値は、男性で40ほど、女性で33ほどなので、43~50は平均値よりも上の数値となります。

プロのショットデータについては、トラックマンのプロ平均データを参考にしてみてください。

また、ヘッドスピードの数値は使用する弾道計測器によっても変動します。よくある声として(弾道計測器○○では50以上の数値が出たのに、トラックマンでは45くらいだった)があります。これは使用する弾道計測器の正確性が影響しており、正確性の高い弾道計測器を使用しなければ自身の正確なヘッドスピードの数値を確認することができません。正確性でいうと、トラックマンはどの弾道計測器よりも高いです。トッププロゴルファーの多くが愛用していることからも、正確なヘッドスピードの数値を測るためには、トラックマンを活用したほうが良いといえるでしょう。

ヘッドスピードを向上させる方法は以下の通りです。

1. プロや専門家にコーチングしてもらう

ヘッドスピードを向上させる方法としては、プロや専門家にコーチングしてもらうのが一番です。自身が知らなかったスイングのメカニズムや知識を身に着けることで、効率的にヘッドスピードを向上させることができます。

正直なところ、自身だけでヘッドスピードの数値を改良しようとすると、スイング自体が崩れてしまうリスクもあります。例えば、スイングスピードが加速しやすいようにプラスのアタックアングルにしたり、ツープレーンスイングは飛距離が出やすいですが、コントロール性が下がります。海外のツアープロのショットを解析すると、飛距離よりもコントロール性が高いショットを選択しています。飛距離を追い求めすぎてしまい、スイングが安定しなくなってしまったら本末転倒です。

数値ばかりに捉われすぎて結果的にスコアを落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

2. トラックマンの活用

コーチングしてもらう際は、トラックマンの活用もおすすめします。なぜなら、トラックマンを活用することで、ヘッドスピードの速さを視覚化できるからです。感覚ではなく、トラックマンから提供された数値を確認することで、練習の成果を確実に実感することができます。実際に私もゴルフを始めた当初に通ったゴルフ教室でコーチから(スイングスピード良くなってきたね!)と言われたものの、(どこが良くなったのか分からない)と感じた経験があります。

トラックマンは他の弾道計測器と比較して値段が高いことから、その分利用料金も高くなりがちです。性能差についてはトラックマンと類似品の性能・価格比較を参考にしてみてください。

ただ、自身の正確なヘッドスピードの数値を把握することや、ヘッドスピードを効率的に向上させるためには正確にショット解析ができる弾道測定器が必要不可欠なものであることは事実です。

ヘッドスピードを向上させたい方はトラックマンの活用をおすすめします。

3. トラックマンの活用(スウィングスピードアップトレーニング)

トラックマンにはスピードアップトレニーングメニューがあります。

実は全力で振っていると思っても、身体が勝手にリミッターをかけていると言われているので、どこに飛ぶかとか関係なく力いっぱい振ることでスウィングスピードを向上させられます。

画像のように素振りをするとスウィングスピードが出ますので、この数値をちょっとでもアップできるよう全力で振りちぎってみてください。

4. 体の筋力や柔軟性を鍛える

また、根本的な方法ですが、体の筋力や柔軟性を高めることも一つの手です。体の筋力を鍛えれば、その分ボールへのインパクトも強くなるので、おのずとヘッドスピードを向上できます。

柔軟性に関しても、スイングする際の筋肉の可動域を広げることができれば、スイングするときの遠心力が強くなり、ヘッドスピードの向上につながります。

鍛え方については、私は下記youtube動画を参考にしました。

確かにヘッドスピードが速いとその分飛距離が出るので、グリーンまでの距離を早く縮めることができます。しかし、飛距離が出てもラフやOBになってしまっては意味がありません。ゴルフでスコアを出すためには、正直なところヘッドスピードの速さよりも正確さや戦略が重要です。

正確さ・戦略

正確さとは、狙った方向・距離にボールを打てるということです。ヘッドスピードが遅く飛距離が出ない場合でも、正確なショットを打つことができれば安定したスコアを出すことができます。

正確さを鍛える練習法としては、やはりトラックマンの活用が有効です。トラックマンを使用して毎スイングのデータのズレを少なくすることで、安定したスイングを身に着けることができます。

戦略はコースの特性を理解し適したショットを打つという意味です。コースが下り気味であればそれに合ったクラブを選んだり、90度に曲がっているようなコースであれば安全なショットを選択するなど、正しい戦略を立てることでスコアを出すことができます。ただ、正しい戦略を立てるためには、ある程度の実戦経験が必要になります。可能であれば積極的にコースに出るのが良いですが、ゴルフのコースを回るには毎回1万円以上のお金がかかるので、なかなか厳しいという方がほとんどではないでしょうか。そのような方はトラックマンに搭載されている(シミュレーションゴルフ)をおすすめします。天候や芝の硬さなど、細かい部分まで設定することができ、実戦さながらの練習を行うことができます。

実際にプロの方もトラックマンのシミュレーションゴルフで戦略の立て方や様々な状況への対応を勉強しているそうです。

技術力

技術面でいうと、アプローチやパットなどの短いショットも重要になります。ヘッドスピードが原因でドライバーやユーティリティの飛距離が出なくても、正確なアプローチ・パットを打つことができれば、おのずとスコアは上がります。アプローチやパットは感覚が肝を握るので、繰り返し練習するようにしましょう。

このように、ヘッドスピードが遅くてもスコアアップを図ることは可能です。ヘッドスピードの数値に拘り過ぎず、楽しみながらスコア向上を目指していきましょう。

今回は、ヘッドスピードの平均値や向上させる方法、スコアアップの秘訣について解説させていただきました。

結論、トラックマンで43~50のヘッドスピードしか出なかったからと言って落ち込む必要はありません。実際のところ43以上のヘッドスピードがあれば十分ですし、他にもスコアにつながる重要な要素が存在します。

ヘッドスピードを向上させることもスコアアップにつながりますが、数値に捉われすぎずに楽しみながらスコアアップを目指していきましょう。

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